英語の語彙力を身につけるには、英単語の暗記は必要不可欠です。しかし、やみくもに暗記するのでは、身につくまでに時間がかかります。そんなときに便利なのが、接尾語の知識です。今回は、効率のよい英語学習と接尾語について、わかりやすく解説します。
英語の接尾語とは、語幹の後ろに接した語のことです。英単語の基礎である語幹の後ろに付いて、補足的な意味を与えたり、品詞を変えたりする役割を担っています。
例えば、語幹enjoy(楽しむ)のあとに、接頭語ableを付けると、enjoyable(楽しめる)になります。接頭語ableには(できる)といったニュアンスがあるので、(楽しむ)から(楽しめる)に意味が変化。また、ableには品詞を形容詞にする働きもあるため、動詞enjoyから形容詞enjoyableに品詞が変わります。
このように、接尾語の知識があると、英単語の意味や品詞の種類を推測するのに役立てることができるのです。
接尾語を覚えておくと、英単語の意味や品詞を推測できることから、覚える単語を減らすことができます。ここでは、頻出の接尾語5選をご紹介します。
接尾語ableは「~できる」といった意味をもち、単語を形容詞化する働きがあります。 avail(利用する)+able(できる)→available(利用できる)
接尾語alは「〜に関する」という意味があります。動詞の後につくと名詞化、名詞の後につくと形容詞化するのが特徴です。 visu(見る)+al(~に関する)→visual(視覚の) emotion(感情)+al(~に関する)→emotional(感情的な)
接尾語ateは「~にする」という意味を含み、主に単語を動詞化させます。 motiv(動機)+ate(~する)→motivate(動機づける)
接頭語fulは「〜に満ちた」という意味をもち、単語を形容詞化する働きがあります。 care(注意)+ful(~に満ちた)→careful(注意深い)
接頭語fyは「~化する」を意味し、単語を動詞化させます。 just(正義)+fy(~化する)→justify(正当化する)
接尾語は語幹の後について、意味や品詞を変える役割を担っています。接尾語の知識があると、英単語の大体の意味や品詞を予想できることから、覚える英単語の量を減らし、効率よく英語学習が進められるようになります。まずは、頻出の接尾語からしっかりマスターしましょう。
グローバル化が進み、ビジネスマンは新たなスキル習得は必須の時代になってきました。
しかし、特に仕事に追われがちで多忙な現代人にとって、その難易度は年々増してきています。
このサイトでは、ビジネスマンでも通いやすい英会話スクールを紹介しています。